今日は先日から続くカーボン調水圧転写パーツの製作、水圧転写の最終回です。
水を入れたバケツに転写シートを浮かべます。この時の水温は25度位に前もって調整しておきます。シートは水に浮かべてから2分間そのままにしておきます。(浮かべた瞬間からストップウォッチで時間をしっかり計ります)
キッカリ2分たったら、素早く安定剤を吹き付けます。
安定剤をふいたら、またまた素早く水圧転写の作業に入ります。
ゆっくりとシートの上から中につけていきます。
これが1番テクニックが必要で、入れる角度や時間で仕上がりが全く変わってきます。
文字どうり、水圧で転写していくので空気が入らぬよう、シートが変に伸びぬよう、柄の向きや製品の形状を考慮して作業をします。
ドボン!ズボズボ!(変な効果音でした)
水から出した瞬間です。
水道水で、表面についている糊のようなヌルヌルを、そうっと丁寧に流し落とします。
しっかりと乾燥させたあと、仕上げの表面塗装にクリアーを吹き付けます。塗料が垂れぬように、でもツヤを出しためにしっかりと吹き付けます。
これがクリアーを塗り終えた時です。あとはホコリが付かぬ場所で、しっかりと乾燥させます。湿度が高いとここで曇ってしまうこともあるので、なるべく暖かく乾燥している場所がベストです。
2日ほど、シッカリと乾燥させた後、車両に取り付けました。
とても見栄えが良くなって、ドアを開け閉めする度に、ニンマリと満足感を得ています。
どうでしたか?
水圧転写、なかなか面白いものですね。
皆さんもお気に入りのクルマにしてみたらいかがでしょうか?
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