先日ネットニュースを見ていたら、こんな記事が。
日産を抜いた国内生産台数
2006年に自動車業界の国内勢力図に“地殻変動”が生じた。主役はトヨタでもなければ、日産でも、ホンダでもない。スズキだ。
スズキの06年上半期(4〜9月)の国内生産台数は59万2725台。日産自動車の57万5625台を抜いて、トヨタ、ホンダに次いで3位に浮上した。
スズキは日産の“助け人”も演じた。低迷が続く日産の10月の国内販売台数は、13カ月ぶりに前年を上回った。これは好調な軽自動車が販売台数を押し上げたもので、軽自動車以外の「登録車」の販売台数は依然、13カ月連続マイナスだ。
実は、日産は軽自動車をスズキや三菱自動車からのOEM(相手先ブランドによる生産)供給に頼っており、自社生産はしていない。日産は、他社がつくった軽自動車を売って、販売台数の帳尻を合わせたわけだ。
OEM供給は、力が強いメーカーが力の弱いメーカーに生産を委託するもので、下請け生産が実情。ところがスズキの生産台数が日産が上回り、力関係は逆転。「いまでは、スズキが日産を販売下請けに使っているようなものだ」という声が聞こえるほど。
とはいうものの、我々スズキ販売店にはライバルが増えてあまりメリットがないように感じます。今後ますます販売競争が激化していきそうです。がんばらねば・・・。